JRC2022 Be a Game Changer in Medicine with Radiology

第83回日本医学放射線学会総会

会長:陣崎雅弘

第83回日本医学放射線学会総会
会長 陣崎 雅弘

President of 83rd JRS
Masahiro Jinzaki

第83回日本医学放射線学会総会は、2024年4月11日~14日の会期でパシフィコ横浜にて、第80回日本放射線技術学会総会学術大会、第127回日本医学物理学会学術大会、国際医用画像総合展(ITEM2024)との合同でJRC2024として開催いたします。開催に向けてご尽力頂いております関係者の方々に厚く御礼申し上げます。

今回の開催テーマは、“変革の時代を先導する: Leading an Era of Transformation”に致しました。放射線医学は、いつの時代も変化のうねりに他領域よりも早くに直面してきたように思います。それは放射線科がテクノロジーと密接に関わる立場にあることと、放射線医学は診療科横断的で医療を俯瞰的に見ることができるため、医療の潮流も把握しやすいためだと思います。2024年は、医療界も社会も本当の意味で変革の時代を迎えるように思います。コロナの規制も全面解除され、医師の働き方改革が始まり、政府の医療DX推進により標準型電子カルテ導入に向けての準備が始まり、さらにはChat-GPTの登場によるAIの社会活動への影響が本格的に大きくなる年になると思います。その観点から、放射線医学にとって2024年は特別に重要な年になると思うようになり、このテーマを選ばせて頂きました。また、実際に変革を象徴するような様々な新たな試みを取り入れてあります。キーワードは、国際交流強化、国際CTシンポジウム、医療DX・生成AI、ITEMツアー、になるかと思います。

本学会のポスターは、我々が持っている放射線医学のイメージそのものです。学会場の横浜を鳥の視点で俯瞰した風景は、放射線医学に関わる人たちが医療を俯瞰的に見ていることを表しています。飛んでいる3羽の鳥は医療・医学の群れを象徴しており、群れの先頭が放射線医学に関わる人たちで、右に緩やかにカーブしているのは、医療・医学を変革に向けて舵を切っていることを表しています。

開催形式は、オンデマンド配信は行いますが、原則オンラインなしの完全現地開催とさせて頂きました。多くの新たな試みを盛り込んでおりますので、少しでも多くの方に現地に参加していただき、変革の潮流を肌で感じて頂けることを願っています。今後の時代の変革は、JRC 4 団体で推進していくことになると考えております。今後ともよろしくお願い申し上げます。

The 83rd Annual Meeting of the Japan Radiological Society
The 80th Annual Meeting of the Japanese Society of Radiological Technology
The 127th Scientific Meeting of the Japan Society of Medical Physics
The International Technical Exhibition of Medical Imaging 2024

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